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イスタンブール名所巡り
イスタンブールは快晴!
青い空と乾いた空気、心地良い風が最高に気持のいい朝。


さて、イスタンブールと言えばの名所巡り。

昨夜も訪れたブルーモスク、スルタンアフメット。


夜とは全く違う雰囲気。
朝の光りが差し込み、ステンドグラスが本当に美しい。





イスタンブールを象徴するこのブルーモスクに圧倒されました。


そして、アヤ・ソフィアへ。
キリスト教堂として建てられ、後にはイスラム教のモスクとなった
世界的に有名な大聖堂。





光の聖堂とも呼ばれ、40もの窓から光が差し込み、
とても優しくあたたかい空間。


壁画や装飾も美しい。




複雑な歴史を感じさせる、とても壮大な大聖堂。


こちらは地下宮殿。
ここはかつての地下貯水池でした。



微妙な暗さと湿度が独特の空気感。とても神秘的。

もっと歴史を知りたいと思わせるイスタンブール。
(正しく言えば、もっと勉強しておけばよかった…)
アジアとヨーロッパの架け橋となる、本当に興味深い国です。

深く根付いたイスラムの文化にも興味を持ちました。



イスタンブール食べ歩き:その1
名所を巡り、ひと休み。



こちらは100%ザクロジュース。結構渋い…。
街なかではこのフレッシュジュースがよく売られています。


こちらはスィミットといわれるパンを売っています。
ごまの付いたプレッツェルとベーグルの間のようなパン。
これがめちゃくちゃおいしい!



トルコと言えば、ヨーグルト。
これはヨーグルトにトルコの最高級はちみつをかけたもの。


大好きなはちみつヨーグルト、今まで食べた中で最高においしかった。


そして、トルココーヒー。甘い…。
(トルコはチャイがいい!)
この付け添えのお菓子も甘いけど、もちもちしてて私は好き。


レストランの前でパンを作っている女性も。

食べ歩きはまだまだ次の日も続きます…!





メーデーの新市街、そしてアジア側へ
旧市街を海の方に歩いて行くと、
旧市街と新市街を結ぶガラタ橋があります。

この橋の旧市街側の袂はエミノニュというところで、
たくさんの人で賑わっています。
周りにはモスクもいくつかあり、新市街にはガラタ塔。


エミノニュ名物は、サバサンド!
船の上でサバを焼き、サバサンドを作ってくれます。


シンプルなパンに焼いたサバを豪快に挟み、
あとはお好みでレモン汁と塩を。
感想は、「サバ!」



側で売っているこのピクルスは本当に酸っぱいけど、
サバサンドにはぴったりです。



5月1日は、トルコのメーデー。
日本で言う勤労感謝の日でした。
新市街に向かおうとしていると、ガラタ橋が上がっている…

なぜ…!?行けないの!?
橋の周りをウロウロし、人に聞き…(みんな言ってることバラバラ…)

しばらくすると橋は戻り、通行可能になりました。
しかし、新市街は物々しい雰囲気…

とりあえずガラタ塔まで行き、周辺を歩いていると、
日本人の女性に会いました。
聞いてみると、どうやらメーデーでデモが起こり、
新市街の広場が封鎖されているとのこと。

それはもう諦めるしかないので、
新市街からフェリーでアジア側の街カドキョイへ向かうことに。


間違いなくカドキョイ行きのフェリーに乗るのに、
一つ前の港で降ろされる…
そう、単純な事がうまくいかないのが海外(笑)

そこからカドキョイまでは歩いては厳しすぎるので、
バスで向かうことに。
しかし、バスもどれに乗っていいのやら…
人に聞きまくり、それらしいバス発見!
今度はバス停が分からず…バスの乗り方も分からず…
とりあえず必死でバスを追いかけ、
信号で止まった所で、わけの分からない全力疾走の日本人を乗せてくれました。
しかも、後で料金を払おうとしても、お金はいらないよの身振り…!
なんていい人!!!
優しい、優しいトルコのバスの運転手さん。

ハプニングも素敵な出来事に変わります。

アジア側は、なんだか庶民的な街でした。
たくさんのお店があり賑やかで活気がありました。

お昼ごはんを食べるタイミングを逃していたので、
やっとここでご飯に。(ご飯の記事はまた後ほど)

少し街を歩き、夕暮れの時間に旧市街に戻りました。
ちょうど日が沈むとき、フェリーに揺られながら、
真っ赤な夕日を見ました。
正面にはモスクの影。とても幻想的な景色でした。
素晴らしい光景を目に焼き付けました。




イスタンブールの夜
旧市街に戻り、日も暮れつつ…


ちょうどブルーモスクとアヤソフィアの間にあるセブンヒルズのレストランへ。


疲れた体と胃を癒してくれたのが、このハーブのサラダ。
ベビーリーフ、ピクルスがたっぷりでとてもさっぱり。
フレッシュミントがすうっと体にしみ込み、
まさにこれは「浄化のサラダ」です。


こちらは名物イカリング。
さっくりと軽く、とてもおいしい!

このレストランはとにかくとても雰囲気がよく、
屋上テラスからはライトアップのモスクが見えます。


一日の締めくくり、アヤソフィアの美しい夜の姿。
ジャーミーを巡る
2日目、今日も快晴。

朝から海岸の方へ歩き、モスクを巡ります。

エジプシャンバザールの目の前のモスク、
イエニ・ジャーミー。


朝早くだからか、とにかく空気が澄んでいました。


とても細やかで美しいモスク。
朝日が最高に素敵な空間を演出してくれています。


美しいイズニックタイルたち。




バザール近くの路地を周り、たどり着いたのが
リュステム・パシャ・ジャーミー。




一番美しいと感じたイズニックタイル。
小さいモスクですが、ブルーの空間がとても清らかです。



一番お気に入りのモスクです。

私たちはモスクを「異国」と感じ、その美しさに感動しますが、
イスラムの方にとってはお祈りの場。
深い深い歴史を感じます。





イスタンブール食べ歩き:その2
2日目も食べ歩き。

新市街にあるイスクラティル通りはとても活気のあるところ。
たくさんの屋台や飲食店(ファーストフード)があり、
旧市街とは全くちがった雰囲気です。

まずは、トルコと言えばケバブ。

 

ドネルドゥルム。

牛肉と羊肉を薄く重ねて回転して焼き上げたものを薄くそいで
小麦粉の生地で包んだもの。
ボリューム満点!
そして、このアラヤンというヨーグルトドリンクが美味しすぎて、
このお肉との相性ばっちり!
アラヤンは全く甘くなく、塩気があります。
これ、日本でも売って欲しい…!


こちらはクムピル。

めちゃくちゃ大きいポテトに、中はマッシュポテトとコーン、
オリーブ、そしてチーズをたっぷり混ぜ、
その上に野菜、さらにソースをかけて食べます。
間違いなく高カロリー… 

トルコの食べ歩き、基本的に2人で1個で正解です。

写真がなくて残念なのですが、ミディエドルマは絶品でした。
ムール貝の中に、スパイスやハーブで味付けをしたピラフを詰めて、
オリーブオイルで煮ています。


そして、私の大好物トルコ料理のマントゥ。

水餃子?みたいなものですが、とにかく小さい!
ひとつひとつは豆粒程しかありませんが、
小麦の皮にひき肉が入っています。
これにヨーグルトソースとチリオリーブをかけて、
あとはお好みでチリやドライミントをかけて食べます。

なんだか絶妙な組み合わせでとても好きです。

まだまだ食べたかったものがいっぱい!



バザールでお買い物
トルコと言えば、バザールも有名です。

 

グランドバザール。
とにかく広く、回りきれません。
いかにもトルコらしい雑貨や、トルコランプ、キリム、宝石、
あとはスパイスなども。
日本人だと分かるからか、日本語での勧誘がすごすぎる…
ぜんぜんゆっくりお買い物なんて出来ません。

私なんて、現地トルコ人に、
「アナタスコシチイサメネー」なんて言われました…
そんな日本語どこで…?

昨日、現地のスーパーでチャイグラスを格安で買っていたので、
それに合うソーサー探し。
うるさすぎる勧誘を押し切り、値交渉しまくり、
ソーサーとティースプーンを買いました。

あとは、トルコのイズニックタイルや焼きものを。
これを買ったお店のおじいちゃんは無口で良心的でした。


ローズウォーター、チャイの葉、スパイスミル、
ドライフルーツ、トルココーヒーの湯沸かし鍋、
シルバーのソーサーも手に入れました。

楽しいお買い物、時間と気力との勝負です。

ドライフルーツとお菓子のお店。
新市街とガラタ塔
やっと行くことが出来た新市街。
まだまだデモの形跡はありましたが、予定通り行けて一安心。

先ほど食べ歩きで書いたイスティクラル通りはとてもにぎやかで、
とてもレトロなトラムが走っています。


とても活気があって楽しい街。
しかし、新市街は若者や移民が多く、
旧市街とちがって少しまた異国の感じがします。

そう思うと、モスクに守られている旧市街。
信仰の場、モスクの力は偉大です。

一番高台にある、ガラタ塔。


ガラタ塔の上まで登り、
イスタンブールを上から眺めました。


下の広場。


ボスポラス海峡。
豪華客船も止まっていました。


ブルーモスクとアヤソフィア。


ガラタ橋から旧市街のまで見渡せます。

このモスクの神秘的なシルエットこそ、
イスタンブール、トルコならでは。



夕日が毎日たまらなくきれい。







トルコの伝統舞踊、セマー
旧市街、アヤソフィアの近くのレストランで、
とても気になっていたセマーのポスターを発見。

ディーナーショーをやっているレストラン。
ぜひ見てみたいと思っていたので、
予約なしで飛び込んでいきましたが、
ぎりぎりで席を確保してくれました。

セマーとは、くるくると回る舞踊、旋舞。
イスラム神秘主義教団であるメヴレヴィ教団の儀式として行われ
スカートをはいた信者が音楽にあわせて、回転をし踊るという宗教行為。
これは祈りの儀式であり、回転は宇宙の運行を表し、
回転することで神との一体を図るというものだそうです。

今は伝統舞踊として無形文化遺産に登録されています。

本来は宗教儀式なので、もっともっと神聖深いもの…
なのですが、イスタンブールの各所で見られるそうです。


演奏家と歌い手による演奏が始まり、
踊り手(セマーゼン)の方が4人、黒いマントを覆い登場。
お祈りをし、マントを脱ぎ、白い衣装で順番にくるくると回り始めます。


衣装の裾がふわっと広がり、
セマーゼンの足取りはとても軽く、
本当に宇宙にを回っているような…神秘。

ぶれることなく、一心に旋回しているのです。



旋舞の姿は本当に美しく、
このような伝統が引き継がれていることに感動。

トルコで見ることが出来て本当によかった。
忘れられない夜となりました。





最後のお買い物
イスタンブールの日々はあっという間。
もう日本に帰る日…

フライトが早かったため、
早起きをし、早めに朝食を済ませ、もう一度ブルーモスクへ。

ブルーモスクの側に、小さなバザールがあります。
本当に小さいバザールだし、素通りしていましたが…
実はこのバザールにとても素敵なお店が並んでいます。
客引きもないし、セレクトもとてもいい!
見逃していたなんて…と悔やみつつ、
残りの時間をフル活用してバザールを見て回りました。

私たちが欲しかったキリムのもの。



とてもセンスのいいお店を見つけ、
全く商売気のないおじいちゃんを捕まえて
いろいろ見せてもらいました。

クッションカバーを購入。
最後の最後に思い出に残るお買い物が出来ました。


イスタンブールに行かれる方は、
このバザールが本当におすすめです!